I様邸 無垢の床とクッションフロア

床材を決める時、悩みますよね。
I様、家全体の床材は無垢と最初から決めていました。
ドナウ川流域の森で育ったオークです。
ラスティックグレードの乱尺。
ランダムな長さの床板を、ランダムに貼り合わせていくので、より自然なかっこいい床になります。

しかし悩んだのは、水回り。
洗面、トイレはクッションフロアで決まり。
問題はキッチン。
大きなリビングダイニングに続くキッチンも同じ無垢材にするか…それともクッションフロアか、フロアタイルか…

最終的にはこのクッションフロアに決定しました。

フロアタイルにも見えるサンゲツのクッションフロアです。
ドナオークとも馴染んでいます。
間の見切りは入れず、段差なく貼り合わせています。

無垢は水滴が苦手です。
こぼしてしまったらすぐに乾いた布で拭き取るなど、こまめなお手入れが必要になります。やはりズボラ主婦(私)としてはキッチン下は拭きやすい、水拭きしやすい床だと助かります。

フロアタイルだと冬は冷たそうだし、小さいお子様もいるし、こまめに拭くのは大変だ!ということで、こちらを採用。
この辺は、お客様の性格や好み、家族構成に合わせて、一緒にしっかり考えて決めています。